今回はマルチクリーナー「オキシクリーン」の成分・安全性についての記事です。
オキシクリーンの使用例を紹介しているブログなので、やはり安全性にも目を向けなくてはいけませんね。
非常に使い勝手がいいオキシクリーンなので、いろんなものを綺麗に出来るわけですが、私達だけでなく、子供たちが触れる、
- 衣類
- 日用品
- お風呂
- 洗面所
となると、
と疑問に思いませんか?
これだけの洗浄力があるのだから何か凄い薬剤でも使用しているのではないか?
と気になりましたし、気になる方も多いのではないかと思いました。
そこで今回は「オキシクリーン」の成分、安全性について調べましたので、ご紹介いたします。
▼オキシクリーンの記事一覧です。他の記事も良かったらどうぞ。
▼その前にオキシクリーンって何?オキシクリーンについて詳しく知りたい。という方は↓を参照ください。
この記事の目次
オキシクリーンの成分
オキシクリーンクリーンの成分は
- 過炭酸ナトリウム(酸素系)
- 界面活性剤(エトキシレートアルコール)
- 水軟化剤(炭酸ナトリウム)
- 洗浄補助剤
の4つとなっており、液性が弱アルカリ性です。
過炭酸ナトリウム(酸素系)
まずは、「過炭酸ナトリウム」です。
過炭酸ナトリウムは、オキシクリーンのような酸素系漂白剤の主成分です。
水に溶けると活性酸素を出し、その酸化力で汚れをしっかりと落とします。
酸素系はツーンとした匂いもありませんし、使い勝手も良いです。
過炭酸ナトリウムだけでもオキシクリーンのような使い方ができ、消臭効果、洗浄効果があります。
使い道としては、
- 洗濯
- 食器洗い乾燥機
- 洗濯層の掃除
- パイプの掃除
この過炭酸ナトリウムこそがオキシクリーンの洗浄力の秘密です。
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過炭酸ナトリウムが使えないものや注意点
使えないものは、
ステンレス以外の金属です。
他にもアルカリ性に弱い絹や毛などは相性が悪いそうですので注意です。
また、オキシクリーン同様にたんぱく質を溶かしますので、直接触ると手がぬるぬるして、荒れる危険性があります。
また、水と反応してしまうので、湿気にも気をつけましょう。
混ぜてはいけないもの
基本的には混ぜてはいけないものはありませんので安心です。
過炭酸ナトリウムの安全性
使用すると
- 炭酸ソーダ
- 酸素
- 水
また安全性とは関係がありませんが、酸素を放出した際に引火すると、まわりの可燃物が燃えやすくなるという特徴があるので、保管に注意が必要ではあります。
自身が発火するということはありません。
界面活性剤(エトキシレートアルコール)
界面活性剤と聞くと悪いイメージを持っている人が多いと思います。
しかし、詳しく知らずに否定していたのも事実です。
多くの企業の洗剤に使われているところを見ると、デメリットよりメリットの方が多いと思われます。
界面活性剤については賛否両論があると思うので、こちらに基本的な事を書いていきます。
※界面活性剤が入っているオキシクリーンはアメリカ版です。日本版には界面活性剤が入っていません。
界面活性剤の基本
界面活性剤は簡単に言うと、一つの分子の中に水になじみやすい部分と油になじみやすい部分をあわせ持つという特徴があります。
エキシレートアルコールとは
比較的新しい界面活性剤です。
抜群の浸透力や優れた表面張力の低下にくわえ、取り扱いやすいという優れた特性を持っています。
その為、
- 一般の洗剤
- 紙
- 繊維工業
- バルブ工業など
安全性
「エキシレートアルコール」という界面活性剤は、近年の自然環境の維持、向上および水質汚濁防止という観点でも生物分解性に優れています。
そのため、排水処理が容易であり、河川水中でも十分に分解されるので、自然環境を維持することの出来るものと高く評価されています。
また、低毒性・低刺激性と安全性も高いです。
今までの界面活性剤のイメージと比べたら安全性の高いものになっていますね。
調査結果をベースに考えるのであれば、ムキになって界面活性剤の入っていない方のオキシクリーンを選ばなくてもいいと思います。
水軟化剤(炭酸ナトリウム)
炭酸ナトリウムはアルカリ剤で、脂肪性の汚れの中和など自らも洗浄力を持つほか、洗剤の洗浄力を高める作用もあります。
洗浄補助剤
洗浄補助剤としか書いていないので詳しくは分かりません。
しかし、基本的には合成洗剤の洗浄力工場の為にくわえられる、添加剤の事です。
調べたところ、これも↑で紹介した炭酸ナトリウムの事をさしていると思われます。
まとめ
環境面は自然に優しい材料を使っています。
安全性もパッケージの説明通りに使用すれば全く問題ないようです。
これなら、子供たちの衣類の洗濯なんかにも抵抗なく使えますね。
オキシクリーンは環境にも人にも優しいクリーンな洗剤といえます。
※とはいえ、確実にアレルギー反応や被れが出ない訳ではないので最後はご自身で判断してください。
最後に
今回はオキシクリーンの安全性について調べてみましたがいかがでしたか?
私自身も調べていくうえで非常に勉強になりました。
特に界面活性剤については、あまり知識もなく、ただ漠然と悪いものというイメージを持っていました。
しかし、日々進化して、より安全性の高いものへとシフトチェンジしているようでした。
今回の結果を参考に、これからも、クリーンな洗剤であるオキシクリーンを用いて家中をピカピカにしていきます。
またその結果をブログ「いろえんぴつ日記」にこれからも書き込んでいきますので、是非参考にしてくださいね。
という訳で今回はこんな感じで終わります。
最後でお付き合いいただきありがとうございます。
では、また。
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