なぜホテルはいつもキレイなのか?短時間でお家を綺麗に見せる4つのポイント。

こんにちは。くろパパです。

最近旅行に行き家族でホテルを利用しました。

私が利用したホテルは、名前の知れた有名なホテルではありましたが、ランクは割と下の方の部屋を利用しました。

しかし、ロビーはもとより部屋もさっぱりとキレイな印象を受けました。

下の方のランクなのにもかかわらずです。

 

そこで皆さんに質問します。

なぜホテルはいつもキレイなのか?です。

気になったことはありませんか?

「ただ単純にいつもお掃除しているからだろ」

という声も聞こえてきそうですが、そんなことはございません。

 

たしかに、お客さんが裕福で大量のお金を落としてくれる高級なホテルならそれもあるかもしれませんが、普通のホテルではそんなところで、人件費をさけるわけがありません。

客は安さを求めインターネット・旅行会社を駆使してくるのですからね。

サービス云々より値段を見る昨今では、ホテルは少ない人件費でサービスの質を極力落とさずにいるのに必死なはずです。

 

しかし、ホテルに行ってもらえばわかると思いますが、そんな状況でもホテルはパッとみキレイです。

もちろん、ホテルなので置いてあるものが家庭より少なく、生活感がないからキレイに見える、掃除しやすいという理由もありますが、それだけではないはずです。

 

チェックアウトから次の利用者のチェックインまで、限られた時間でいかにキレイにしているのでしょう。

そこで今回はホテルがキレイに見える理由、キレイに見せるポイントについて書いてみたいと思います。

 

ホテルは本当にキレイなのか?

私もお掃除ブログを書いている身なので、少し見ればお掃除が行き届いているのかがなんとなく分かります。

今回利用したホテルはハッキリ言って正直あんまり掃除していませんでした。

しかし、攻めているわけではありません。

 

というか出来るわけがないのです。

人件費を掛けた人海戦術ならば短時間で一気にキレイにすることも可能ですが、先ほども述べたように安いお金しか払わない私のような客相手にそんなことは出来ないのです。

常にキレイなお部屋を維持することの難しさは、お家のお掃除をする主婦の方々なら容易に想像がつくことと思われます。

しかも、3LDKのお家をキレイにするのとホテルをキレイにするのでは規模が違います。

普通家庭ではキレイにお掃除するためにいかに効率良くお掃除するかを意識するものです。

 

しかし、ホテルの発想はきっと違います。

(私の憶測なので間違っていたらすみません)

いかに、お客さんが不快に思わない程度の軽めの掃除でも、キレイな印象を与えるか!

こっちに意識を特化させています。

つまり、掃除は適度に出来る範囲で行い、その代わり綺麗に見せる技術・部屋づくりを行って部屋を見せているのです。

 

乱暴に言うと、家庭の場合は家族の健康等も意識するので、見た目より部屋をキレイにすることを目的とします。

ホテルの場合は、逆に部屋がどんなに汚くてもキレイに思われればOKなのです。

掃除が行き届いたホコリのない地味な部屋と、パッと見豪華な部屋があったら大抵の人は豪華な部屋を選びますからね。

 

しかし、悪く言っているわけではありません。

目的も違いますし、安くホテルに泊まれるのでこちら側にもメリットがあるのでね。

 

ホテルのテクニックを家庭で利用

散々ホテルを悪く書いてしまいましたが、もしこのテクニックを家庭で利用することが出来たら見た目もキレイで、今まで通りの掃除で部屋自体もキレイという状態を作り出すことが出来るのではないでしょうか?

そうなれば、急な来客時等に焦る事も無くなるのではないでしょうか。

そこで、私なりにホテルが綺麗に見える理由を分析し、4つの簡単なポイントがあることに気が付きました。

そこで皆さんにご紹介いたします。

 

銀色に輝かせる

一つ目は基本ともいえる技です。

 

とにかく金属の部分を多めにし、輝かせるのです。

私が泊まったホテルでも、蛇口にドアノブはもちろんのこと、照明の部品や電気のスイッチの枠もマッドな落ち着いた金属ではなく、キラキラ輝く金属でした。

またそれだけではなく、鏡も多く使用して銀色の部分をふやしていました。

そして、掃除の際のマニュアルにはこう書いてあるはずです。

金属、鏡は指紋がないように徹底的に磨けと。

 

実際、今回泊まったホテルでも、壁紙はボロボロの部分が多かったですし、ドアや床が古くても、金属のノブや洗面台の蛇口は明らかに新しいものに替えてありました。

お家でも、とにかく綺麗に見せるならだけなら金属や鏡を多くして、他の部分をキレイにする時間を削って金属部分だけをキレイに磨けばいいということです。

また、古くなってきたら金属の部分だけ取り替えれば、キレイには見えるということです。

 

照明を多く使用する

2つ目のポイントも基本的な技です。

 

光で汚れを視覚的に飛ばし、金属をより輝かせ白い壁紙に反射させることにより、キレイに見えます。

ホテルに行った際には壁や天井を見てみましょう。

普通の家と比べると明らかに照明の数が多いはずですから。

さらに間接照明なんかもこれでもか、というほど使ってますから。

鏡の裏なんかからも光が出てたりしますし。

 

しかし、

「照明が多いわりにコンビニみたいにまぶしくないぞ」

と感じる方も多いと思います。

 

これは、蛍光灯や電球の色の違いです。

コンビニは白い明かりの昼白色や昼光色や白色といったものが使われていて、光で商品をハッキリと見せているほか、頭を覚醒させ購入するものを自覚させる効果をうませてます。

しかし、ホテルはリラックスしたり睡眠を取る場所なので赤みを帯びた電球色や白熱灯なんかも使われているかもしれません。

雰囲気的には、コンビニというより女の子のいる飲み屋さんに近いと思われます。

こんなこと言うと怒られるかもしれませんが、すげー可愛いと思った子が明るい所で見たらたいしたことなかったりしますからね。おいおい。

それと同じで光と薄暗さで雰囲気を良くする効果のほかに汚れを視覚から排除できます。

 

つまり、お家を綺麗に見せるには来客時、照明をバンバン点けて間接照明を置いておけばいいということです。

キレイにするためのお掃除道具を買う資金を削って間接照明を購入すれば、視覚的にはぐっとキレイになります。

また、お掃除が嫌いな方やい忙しい方は、お掃除の頻度を減らしても視覚的にはキレイなので、「掃除しなくてはいけない」と精神的にも追いつめられることが減るはずです。

開き直って、キレイに清掃することより、キレイに見せるテクニックを磨くのも実は有りかもしれませんね。

 

カーペットを敷く

3つめのポイントはカーペットを敷くことです。

 

ほとんどのホテルではカーペットを敷いてありますね。

これは、たいていの人は気が付いているかもしれませんが、高級感を出すという理由のほかにホコリが浮きづらいからです

フローリングの場合しっかりと掃除をしても数時間後にはホコリやチリが浮いてきます。

お掃除をしっかりとしたい方は、汚れやほこりが目立つのでお掃除しやすくていいのですが。

マメに掃除できないホテルの場合そうもいきません。

 

その点、カーペットは違います。

多少お掃除しなくてもホコリは浮いてきませんし、ホコリがなじむ色のカーペットを使えばさらに目立ちません。

これに、先ほどの照明を使えばもうホコリが見えません。

しかも、メインのホテルのロビーなんかのカーペットは業者さんに定期的に交換してもらえば、完璧ですね。

 

お家でもカーペットを利用すれば、いろいろな色のカーペットがあるので部屋をオシャレに演出することが出来るうえに、お掃除の頻度を減らすことが出きます。

さらに、小さいお子様がいる家では転んだ際などにクッションとしての役割を果たすことも出来ますし、フローリングのようにワックスを塗ったりといったメンテナンスも不要なのでメリットも多いです。

これなら、急な来客時もホコリが浮いているなんてこともありませんね。

 

古くなっても良いものを使う

今回ホテルで気付いたことのひとつに、クッションフロアが使われていないということです。

クッションフロアは手軽に使えるビニール製の床です。

汚れや水に強く価格が安いという利点があり、我が家でもトイレとランドリーの床に使用しています。

しかし、ホテルでは使用されておらず、クッションフロアーを使うような場所はタイルとなってました。

始めの価格が高いですがタイルは強度があり、使い込んで多少汚れてもそんなに汚く見えないという特徴がありますので、結果長く使えます。

そこがクッションフロアとの大きな違いで、クッションフロアは汚れたら取り替えることは簡単ですが、取り替えなくてはいけない手間があります。

しかもクッションフロアは汚れたらただ汚いだけです。(普通の家庭ではそんなに見た目にこだわる事もないので、クッションフロアの方がメリットが多いと思いますが)

 

つまり、初期投資は高くても始めから高級感のある、汚れてもアジで済まされる物を使うことにより、多少の汚れでも目をつぶれる環境を作ることです。

 

最後に

私は今回この記事を書いていて、お掃除を頑張るテクニックも大事ですが、違う視点で考えたら多少お掃除しなくてもキレイに見えるようにするテクニックも大事なのではないかと思えました。

例えば、お掃除が苦手な方はやりたくもないお掃除を毎日やらなくてはと考えてしまいストレスを感じます。

しかし、これが2日に一回、3日に一回と回数をへらすことが出来るならどんなに精神的に楽でストレスが軽減できるでしょうか。

ワーキングマザーなど忙しい方にも同じことが言えます。

家に帰ってきたとき、汚い家を見たらやる気もなくなりますが、キレイな家を見たらテンション上がるはずです。

結局人間は視覚に頼って綺麗・汚いを判断するので視覚を重視するのは間違っていないと思います。

 

また、テレビや雑誌等でハウスダストが体に与える影響のようなことを言い、視聴者の不安をあおるようなことを言っていますが、実際自分の身の回りでそれが原因で体調を崩している人はそう多くはないと思います。

そこを気にする前にタバコなどの害に目を向けるべきですよね。

あっちは完全悪ですから。

 

話はそれましたが忙しい方は、私のようにお掃除が好きだたり喘息やアトピーを患ってでもいない限り、今回の短時間でキレイにする4つのポイントを参考にお掃除を頑張る事より汚れが目立たず簡単にキレイになる家を目指すべきかもしれませんね。

 

という具合で今回は終わります。

ではまた。

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