SNSやインターネットで御年配の方から「育児」や「出産」について、
- こー言われた!あー言われた!
- 信じらんない!
- ほっとけ!
- 最近は多様化が進んで普通なんだよ!
- あんたらの時代とは違う!
まあ、私からしたら、
あー流行っているから便乗しているんだなとか、御年配の方はあまりSNSをやらないから味方ばかりの中でいない相手を叩き英雄にでもなろうとしているのかな、なんて考えたりします。
だってずるいじゃないですか!
相手の意見にどんな意味があるのか理解しようとぜずに、一方的に正論だと正義を振りかざして、叩きまくって人気を得ようとするのって。
まあ、御年配の方の情報の収集源はTVがメインでその後に、内容について調べたりしないめ、ネットやSNSなんて見ることはほとんどないのて誰も傷つくことはないとも言えますが、
そこで今回は、「御年配の方が育児に口出しした内容にはどんな意味が込められているのか、なぜすぐに口出しするのか」を考えてみたいと思います。
まあ、私はまだ30代ですので御年配の方の気持ちはわかりませんし、御年配の方がそれについて深く語っている情報を入手出来なかったので、あくまで考察になりますので悪しからず。
この記事の目次
価値観が違う
まあ、結論から言うとこれなんです。
だから分かり合えないのです。
例えば、小学生の子供に勉強しなさいと言っても、小学生の頃には勉強が役立つ事はほとんどありません。
勉強が役に立つのは最終学歴の肩書きと就職時に有利になる事である。
つまり小学生にとっては価値が無いのです。
価値があるのはその時に好きなオモチャやゲーム、あとは運動が出来る事なんかじゃないですかね。
つまり御年配の方もまた、現在進行形で育児をしている層とは価値観がちがっているのです。
これから、それについて書いていきたいのですが、まずはこれだけ言わせて下さい。
御年配の方は親切で言ってます
基本的に親切で言っている人が大多数なのです。
そこに知識がなく見当違いの事を言っていてもです。
SNSや漫画なんかでよくでてくる嫌味ったらしく言っている御年配の方も、誇張されてはいますが、自分の中の確固たる信念のもと正しいと思う事を言っているのです。
なぜ、御年配の方はお節介に忠告やアドバイスをしてくるのか?
先ほども書きましたが私はまだ三十代なので、
「それはこういう意味だ!」
というような意見は書けませんのであくまで推測なのですが、御年配の方の行動の根本には大きく3つの要素があると思います。
それは、
- 自分の経験から
- 現在の価値観
- 子供が本当にかわいいと思っている
自分の経験から
お年寄りが最も重視するのはここです。
インターネットなどの技術のない時代に子育てしてきた経験です。
自分が上手く行ったこと上手くいかなかったこと、それと現在でいえばSNSやLINEのようなポジションであると思われる、近所の方とのお話がすべてなので、科学的に根拠のないことでも自信をもって忠告してきます。
でもそれも当然といえば当然なのです。
もし、私自身もインターネットやSNS、テレビ、新聞、本といった情報をかなり制限されたら頼るべきところは、自分の経験と周りの方からの情報になると思います。
それに現代ほど科学が発展していないため家電も微妙、旦那が育児する文化が出来ていない、そんな時代に頑張って子育てしてきたという誇りと確固たる自信があります。
これが上から忠告してしまう理由ではないでしょうかね。
さらに年を取っているため新たに情報を取り入れることが難しくなっていますから。
それはSNSで騒いでも変わるわけではありません。
もっと言えば悪意を持って文句と言える忠告を言うご年配の方は少数派の方なのに、SNSで騒いだりすることにより多数派だと勘違いしてしまう方がいたりするのでそっちの方が問題かと。
現在の価値観
そして、2つ目の理由は御年配の方の価値観は大きく私たちと異なることです。
これが一番の要因だと思います。
例えば私は現在30代ですので、今私が重要視するところは、現在の生活や将来のことを考えての経済力。
ただ「子供が可愛い!」なんて甘い事を言ってられません。
そりゃそうですよ!
生活する為や子供の将来のため病気になった際など。
それは何も私が結婚しているからではありません。
30代なら結構な割合の方が重要視しています。
なぜなら、
- 女にモテる
- 家庭を安定させる
- 物欲を満たす
- 自分の価値を実感する
当然の価値観です。
皆がそれを重要視しているとは言い切れませんが、高確率で重要視していることは間違いありません。
しかし、御年配の方はどうでしょう。
60歳の定年から「お金を稼ぐためにスキルアップだ!」なんて人はいないと思います。
まあ、いたとしたら年金をもらえる年までのつなぎ程度ですかね。
物欲も若いころと比べるとそうなくなってくると思いますし、子育ても終わっているはずです、病気などもある程度受け入れていきますし、基本的には、金銭的な見通しはほぼ付いているのではないでしょうか。
となると、御年配の方が重視するようになるのはきっと、人とのかかわりや思い出になるのだと思います。(あくまで推測ですが)
もう余生は少ないとなった時に大切な人がいるということを幸せに感じる方は多いと思います。
そのため、孫はかわいいですし、友達や子供が会いに来てくれればうれしいはずです。
年を取って気付くので、他人に子供を産んだ方が良いとか余計なことを言ってしまうのではないでしょうか。
そしてそれを理解してもらうことは難しいはずです。
若いころはやりたいことがあると思っていても、いざ年を取り体が思うように動かなくなって趣味や仕事などがあまり出来なくなったりしたらどうでしょう。
そこに価値を見出せますか?
それが御年配の方が子供を作れという理由だと思います。
子供が本当にかわいい
御年配の方にとってきっと小さい子供は本当にかわいいのです。
そこには深い意味はたぶんありません。
子猫や子犬を見て可愛いのと同じようにタダタダ可愛いのです。
それは他人の子供でもです。
だから積極的にからんでしまい、余計なことを言ってしまうのです。
ほとんどの場合、特に悪意はありません。
私もじじいになったとき、息子が孫を連れてきたら可愛すぎて息子の嫁さんに疎まれる存在になる自信があります。
以上が御年配の方がつい余計なことを言ってしまう理由だと思います。
最後に
いろいろと書いていきましたが、今回書いたことは完全に憶測でしかすぎませんので悪しからず。
しかし、相手側の気持ちはどうなんだろうと考えたことにより見えてきたことも沢山ありました。
その中でも、体が思うように動かなくなり、お金の心配をしなくなったとき自分にとって価値があることを考えたことは将来のことを考えるうえですごく重要だと感じましたし、家族や友人を大事にしようと思いました。
と、偽善者感を出したところで今回は終わりたいと思いますw
では、また次の機会にお会いしましょう。
さようなら。