こんにちは。くろパパです。
前に
イクメンという呼び方はなぜ嫌われるのか?父親の育児のあり方の変化と考察。
というイクメンに対しての考察の記事を書かせていただきましたが、
今回はイクメンになれないお父様達を代表して、この私が会社が悪いからイクメンになれない理由という名の言い訳を挙げていきたいと思います。
というのも、このブログ「いろえんぴつ日記」、人気記事がオキシクリーンを使ってのお掃除だったり、メインのカテゴリーが節約方法となっていたりします。
その為、メインのユーザーがきっと20代~40代の奥様方だと思われますし、私もその年代の方々を意識して情報を発信しています。
(もちろん老若男女、誰が見てくれても嬉しいですが)
そこで、ここは私がイクメンになれないお父様方の盾となり、情状酌量をあたえていただけるよう、会社原因でイクメンになれない理由を挙げさせていただきたいと思います。
そこで、男もつらいということを少しでも理解していただけたらなと。
まあ、理由を見ても
「大したことないだろう!これなら家事も育児ももっとできるやろう。」
と思われるのであれば、煮るなり焼くなり、各ご家庭のルールでやっちゃってください。
ちなみに私は子供と過ごすのが大好きで、家事もきっちりこなすイクメンです。
※妻は思っていないかも。
イクメンになれない理由(会社要因)
今回は会社要因ということで、
私は悪くないんだけど、会社がね~。
といったことを挙げさせていただきます。
定時に帰れない
まずは、定時に帰れないことです。
定時に帰れないということは、勤務時間が長いということです。
ただでさえも会社にいるだけで、精神的・肉体的にダメージがあるのに、その時間が長いとなると、そのストレスの大きさは計り知れません。
たまの長時間労働なら、お父様方もそこまで疲労はありませんが、それが連日続いていると、疲労も溜まっているため、家に帰ってから何もやる気が起きません。
しかも、もっとも心を許している家族の前となると甘えが出るのは当然です。
定時に帰れない職場は、日頃から人材不足のブラック企業だったり、お客様第一の営業職の方に多い傾向があります。
子供が起きる前に出かけて、日が変わる頃に帰って来るのも、なんとか、家族を養おうと必死なのです。
まあ、中には仕事が大好きで、なかなか帰って来ない古い考えの方もいらっしゃいますが、正直いうと会社でも、そういう方は煙たがられています。
時間内に効率良く終わらせるのが、今どきスマートでカッコいいのです。
長時間労働を進んでやっているのは家族のためではなく、自分のためという事です。
つまり、自分でも気づかない間に家族より仕事を愛している、馬鹿です。
タチが悪いのは、自分の中では「家族のため」に長時間働いていると思っていることです。
会社でもそういう人は面倒臭いので家族の方から気づかせてあげて下さい。
給料が安い
先ほどの定時に帰れないと、深い繋がりがあります。
貧乏暇なしともいいますし、お金がないなら沢山働くという発想が生まれるのは当然ですね。
手取り15万円のイクメンと手取り40万の全く家事を手伝わない人ではどちらを選びますか?
両方兼ね備えている、一部上場の定時退社のホワイト企業という一流企業に勤めている方は、幼少の頃より努力を続け、進学・就職といったものにも勝ち続けてきたエリートですので、そうやすやすとはなれるものではありませんよね。
実際15万円ではよっぽど生活費を切り詰めるか、すごいテクニックでもない限り、家族を養うのは難しいですよね。貯金も出来ませんし。
ならば、残業や休日出勤をバリバリしてお金を稼ぐしかありませんよね。
しかし、はたして本当にそうでしょうか?
私の先輩に、子供が3人いる方がいて
「くろパパ、お前休日出勤しないのか?」
と聞いてくるのですが、給料も十分もらっているし共働きなのに、なぜそんなに、休日出勤をするのか聞いてみると。
どうやら、息子が私立の学校に進学するからお金がないとの事。
このままでは、奨学金をもらわなくては行かせられない。
私から言わせてもらえば、
あらかじめ、なぜ貯めてこなかったのか疑問でしかありません。
しかも、お金がないと言っておきながら、タバコは吸っている始末。
休日出勤している間にタバコを辞める計画を立てて実行し始めたり、節約方法や投資の勉強をしたり、公立の学校に行けるように幼いころから勉強を少し見てあげたりすればよかったのではないかと思います。
つまり、長期的に見れば、働くことより、家族と過ごしていた方が、子供の成長にいい影響をあたえたり、経済的にも良かったりするということです。
仕事を増やせば、短期的には確かに給料が多くなるので、良く思われがちですが、共働きで給料が多かったのに、お金がないということはどういう事なのかよく考えるべきではないでしょうか?
とは言え、短期的にはお金を稼ぐ手段として、仕事の時間を増やすのは手軽な手段なので、給料が少なくてお金がないならば、働いて育児が出来ないのも仕方ないのかもしれませんね。
休日がない
休日がないのであれば、育児が出来ないのも仕方ありませんね。
・・・いやっ、ていうかそれ会社としてどうなんですか?
労働基準法違反ですよね。
そんな会社はもちろん有給休暇も取得でしずらいですし、育児休暇なんてもってのほかですよね。
これからの社会の風潮と逆行しているので、そういう会社はいつか淘汰されるでしょう。
家族のことを考えるのであれば、よっぽど給料が高いとかでない限り転職をお勧めします。
とは言え転職もそう簡単ではないしパワーがいるのでしばらくは、その会社にいるという選択をすることになります。
そうなれば、仕事・転職と育児に参加なんてできませんよね。
仕事が多忙
繁忙期でとにかく忙しいというのは、職種によっては仕方なく、その時期に育児に参加できないというのはよくわかります。
ですが、年中忙しくて家に帰れないというのは会社としてどうなのでしょうか?
本当に仕事量は適量なのでしょうか?
労働基準監督署に相談するのも手かもしれませんね。
というか会社の為に頑張って何になるのでしょうか?
自分を雇ってくれた義理もあるので、ないがしろには出来ませんが、何のために仕事をしているのか考えていただければいいのでは?
男は、仕事頑張っているということに美学を感じ、プライドを持っています。
しかし、そんなものは本当にどうでもいいものなのです。
結論
なんだか、父親側の援護にまわるはずが、どっちつかずの状態になってしまいましたね。(どちらかといえば母親よりかも)
で、結論はと言いますと、私個人の考え方では、
「会社が原因で育児が出来ないなんてことはありません」
というのは、
日本には職業選択の自由や労働基準法があるからです。
家族を本気で優先しているのであれば、上記の理由なんてまったく問題ありません。
もしも、
家族よりも自分を優先している。
育児したくない。
とキッパリ言い張るのであれば、私としては、そういう考え方もあるから仕方ないと思います。
しかし、育児出来ないのを何か他の理由のせいにしているのは、ハッキリ言えば甘えか、頭が悪いと言えます。
長期的に考えて、上で述べたような事が起きている会社にずっと居て家族と幸せな家庭が築けるのか疑問です。
食うに困ってしまうのであれば、一時的に生活保護を受けて、転職するのもありです。
つまり、積極的に育児をやる旦那さんは受動的なスタイルではなく、アグレッシブに自分からアプローチしていくからイクメンなのです。
要はやる気の問題なので、外的要因はまったく関係ないということですね。
という感じで、まったくお父様の援護になれませんでしたが、いかがでしたか?
納得いかない。それは極論すぎるだろう。
と感じる方もいらっしゃると思います。
しかし、サラリーマンで仕事人間のメリットが私にはいまいち分かりませんので、勘弁してください。
という訳で、今回は終わりたいと思います。
では、またお会いしましょう。
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