個性豊かなキャラクター達が読者を楽しませてくれるハリーポッターシリーズ。
いい奴もいれば凄い悪人もいたり。
そして、個性豊かゆえに性格が歪んでる嫌な奴が出て来ますよね。
性格が悪い奴は、主人公であるハリーポッターを輝かせる為には絶対に必要な存在。
J・Kローリングさんの描写が上手だったり、役者さんの腕前が良く感情移入し、そのキャラを嫌いになったりイライラしたり。
まあ、ハリーポッターシリーズではそういう奴は大体罰を受けるんですが。
今回はそんなキャラクターにスポットを当て、くろパパなりに性格の悪い奴をランキングにしてみました。
※悪人ではなく性格に難がある嫌な奴なのと、私の独断なのでそこらへんはご了承ください。
第5位
リータ・スキーター
名前を聞いても画像を見てもわからない方が多いかも知れませんね。
わかりやすく説明すると、「日刊予言者新聞」のジャーナリストのおばちゃん。
ハリーポッターと炎のゴブレットでの印象が強いかな?
まぁ、やっている事は、
パパラッチと捏造
そのものなんですが、
魔法省の許可無しで、動物もどき(コガネムシ)になり、色々な情報を入手している。
ジャーナリスト魂はなかなかのものだと思うが人の不利益を考えずにゴシップネタを盛って書くのはどうかと思う。
特徴としては。
- 人の話を聞かない。
- 嘘ばっかり書く。
- 人の心情を逆なでする。
っていうか、「日刊予言者新聞」って信頼度低すぎ!
日本でいうスポーツ新聞的な立ち位置なのか?
それを信じる奴もどうかと思うが∑(゚Д゚)
最後はハーマイオニーにコガネムシである事を見破られて捕まる。
「ハーマイオニーは普通の女の子。でも恋人は大物狙い」
という面白い記事を書いて、ハーマイオニーを怒らせているシーンがくろパパ的には一番印象に残っている。
上位4人と比べると、そこまで嫌な奴ではない。
っていうか画像を見てもらうと分かると思いますが、静止画だと実は結構美人でスタイルも良い!
第4位
ルシウス・マルフォイ
ドラコ・マルフォイの父で「死喰い人」。
ブロンドヘアーのロン毛。
純潔至上主義で、マルフォイ家の長。
そして、やたらかっこいいステッキを持ち、登場時は強者風の立ち振る舞いで、
こいつは強そう!!
と視聴者を騙したが、実際はハリーポッターのキャラクターの中でもトップクラスの、
超ヘタレ!!
リータ・スキーターと比べるとおぼえている方も多いかと。
注目すべきはハリーポッターと秘密の部屋で、ロンの妹のジニー・ウィズリーの持ち物にT.Mリドル(ヴォルデモート卿の本名)の日記を仕込み、結果破壊されホグワーツの理事を解任させられた上にヴォルデモート卿に目をつけられるという頭の悪さを披露。
さらにJKローリングは嫌な奴に罰を与えるという特徴があり、屋敷しもべのトビーまで奪われたり、ヴォルデモート卿に杖を折られたりと散々な目に。
ん!?
結構この人、酷い目にあっているな。
でも、性格悪いからしかたないか。
特徴としては。
- 立場の弱い者には滅法強い。
- 自分の保身の為ならすぐ裏切る。
- ヘタレなくせに見下す。
- 強者にはへこへこ。
まぁ、この一族はこうやって名家になって来たのかもしれませんがね(´∀`)
私には、なぜルシウスにあの奥さんが嫁に来たのかが謎ですが。
ルシウスがすごかったのは学生時代からスネイプ先生の実力を見抜いていた事。
それと、とにかく強い家族愛。
ハリーポッターシリーズの後半になってくると見ていて痛々しかったという印象が。
第3位
バーノン・ダーズリー
ハリーの叔父さん。
ダーズリー家の家長。
一応ハリーを育てていたが、とにかくハリーを虐める畜生っぷり。
会社の社長という事なのだが、バーノンが社長の会社とかブラック企業っぽさが否めない。
初登場からダーズリー一家はハリーを虐めまくるのだが、、、
息子のダドリーは成長し、割といい奴になり、ハリーと和解。
吸魂鬼(ディメンター)に襲われた時にハリーに助けてもらった事を告白し感謝したり、ハリーポッターと呪いの子では、母のペチュニアが保管してくれていたハリーの母リリーの最後の遺品である毛布(赤ちゃんの時にダーズリー家に預けられた際ハリーを包んでいた毛布)を送ってくれたりした。
嫁のペチュニアは姉妹であるリリーポッターへの嫉妬や劣等感というはっきりした感情からハリーを虐めていた。
上に書いた通り毛布をとって置いてくれたり、ハリーやリリーに対して恨みという感情だけでは無いという事も伺える。
しかし、バーノンははっきり言って最後までそういうエピソードも無く、ハリーに対して嫌がらせを続ける嫌な奴です。
主な嫌がらせは。
階段の下に閉じ込める。
召使いのように扱う。
暴言をはく。
ハリーへの手紙を勝手に没収。
まあ、そんなバーノンの行為は世間一般でいう。
虐待!!
最低の極みです。
ですが、このバーノンかなり重要なキャラクターでもあります。
ハリーポッターと賢者の石でハリーを虐めまくり、さんざん視聴者へ怒りを植え付け、あっさりとハグリッドにやられる。
これで、視聴者もスッキリ!!
で、ハリーポッターの世界へ一気に引き込まれる。
まさに、案内人のようなポジションなのだ。
バーノンさん、あんたいい仕事してるよ。
バーノン「うへへへ」
気味の悪い笑いをうかべながら手紙を捨てるバーノン。
ダドリー「パパがおかしくなっちゃった」
改めてみると結構笑える。
第2位
ドローレス・アンブリッジ
安定の2位!!
出ました。ドローレス・アンブリッジ。
実際、この人がハリーポッターに出てくるキャラクターの中で一番嫌われていると思う。
ピンクのおばちゃんといえば分かりやすいかと。
魔法省のお偉いさんで、魔法大臣上級士官という役職。
この役職は魔法大臣に次ぐ偉さ。
ハリーポッターと不死鳥の騎士団で初登場した。
服装はピンク一色をまとい、ガマガエルに似ている見た目が、
かなりきついおばちゃん。
で、性格はというとこれもかなりきつい。
残忍で差別意識が強く、特に半獣人への偏見と態度は最悪。
初登場時は魔法大臣であるコーネリウス・ファッジがいろいろ勘ぐって、探りを入れる為、ホグワーツへと派遣されてきた。
一応闇の魔術に対する防衛術を教えることになるのだが、その権限を利用し、むちゃくちゃな校則を作ったり、法に触れる磔の魔法や真実薬を使う尋問を平気で行う。
ハリーに対しても体罰を行う。
その為、ハリーポッターシリーズの良心的な存在であるマクゴナガル先生とは犬猿の仲。
法に触れても権力者だからもみ消せるという訳か。
こんな事が許される魔法省っていったい!?
最後は、禁じられた森でさんざんバカにしたケンタウロスにつれていかれた挙句、
ヴォルデモートが復活し、コーネリウスファッジが失脚した際に本人も失脚する。
ケンタウロスに連れていかれどうやって戻ってきたのかは謎。
しかし、アンブリッジ、死の秘宝で見事に復活。
分霊箱であるスリザリンのロケットを失神の呪文でハリー達に取られるのだが、
その時この人がやっていた仕事が、マグル生まれの魔法使いに対しての
「魔女狩り」
である。
マジ最悪だ。
どう転んでも嫌な奴だ。
しかし、アンブリッジが絶対的な嫌な奴でいるから話が盛り上がるというところもあるので、必要悪と言えるだろう。
それに、アンブリッジを演じる女優さん腕がありすぎる。
映画「マレフィセント」で妖精役として出てくるのだが、アンブリッジの印象が強すぎてアンブリッジにしか見えない。
性格の悪いアンブリッジ。逆にここまでくると潔く感じる!
ちなみに最後は、魔女狩りを頑張りすぎてアズカバン送り!!
「ポッター何とかして。私は悪物じゃないって言って!」
「すいません先生、僕は嘘をついてはいけない。」
そしてケンタウロスに連れていかれるwww
次はいよいよ1位の発表です!!
第1位
ジェームズ・ポッター
あの最狂アンブリッジを抑えて、堂々の一位はハリーポッターの父である、ジェームズポッター!!
この男を1位にするために、このランキングを書いたと言っても過言ではない!
最後の敵は実の父だった、というのは漫画でよくある設定ですが、
死んだ父が結構なクズ。というのは斬新!
どう性格が悪いのかというと、
- スポーツ万能。
- 成績優秀。
- 人望がある。
- そのうえ女にもてる!
しかも、いじめた相手はよりにもよって、死の秘宝で男をあげた、
セブルス・スネイプ!!
シリウスと一緒に退屈しのぎにいじめ、パンツ姿にすることも。
理由は、闇の魔術が嫌いとか言われているが、ハッキリとは分からない。
が、その存在そのものが気に入らない。
の様な事も言っていた。
なんてやつだ!
それにより、ルーピンを困らせリリーには嫌われていた。
確か、7年生くらいの時から心を入れ替えた様な描写があるが、
はっきり言って、ジェームズ。
心を入れ替えてもお前の罪は消えない!
現実スネイプ先生は、大人になってもいじめられていた事を引きずっている。
死の秘宝でハリーポッターが命の石を使いリリーポッターやシリウス・ブラックと一緒に出てきましたが、
どの面さげて出てきたんだ!
と言いたい。
ハリーポッターは自分から人に危害を加える事がないのに父はこの体たらく。
それに、リリーポッターは命を懸けてハリーを守ったにもかかわらず、ジェームズ・ポッターはそっこうヴォルデモートにやられる役立たずっぷり。
炎のゴブレットで多少は見せ場があったが、あれは幻なので真実の姿でないかも。
本では狼人間であるルーピンのために動物もどきになり、嘆きの館で過ごしたりと仲間思いであることが分かるエピソードもあったが、それも実は法に触れているという事実。
心を入れ替えたとはいえ、人はなかなか変われない。
リリーポッターは彼のどこがよかったのか?
疑問が残る。
でもまあ、普通ここは良い奴だろう、
というところでこの性格だったのでかなり割り増しで嫌な奴度数が上がった感じもする。
どんな人間でも完璧じゃないという事を作者は伝えたかったのかな?
スネイプを逆さ吊りにし、
「こいつのパンツを脱がせるのを見たい奴いるかい?」
駄目だ。こいつ。
惜しくもランク外
パーシーウィーズリー・・・本では家族を裏切りコーネリウスファッジ側に付くという暴挙を行ったが、映画ではカットされていたのでランク外
グリップフック・・・グリンゴッツのゴブリン、死の秘宝に出てきてグリンゴッツの潜入を手伝うが、「出るのを手伝うとは言ってない」という名言を残しおさらばしようとする始末。ゴブリンは人間と感覚が違うのでランク外
ピーター・ペティグリュー・・・ロンが飼っていたネズミに化けていた男。ジェームズ、シリウス、ルーピンの友達だったがあっさりと裏切りヴォルデモート側につく。ジェームズがやられたのはこいつのせい。強い者につく世渡り上手。ハリーポッターとアズガバンの囚人で登場し、一躍嫌われ者に。
ギルデロイ・ロックハート・・・ハリーポッターと秘密の部屋で登場したイケメンの先生。闇の魔術に対する防衛術を教えていたが、呪文はからっきし駄目。しかし、忘却術はめっぽう得意で、人の記憶を奪い、手柄を得て成り上がるのが常套手段の最低な奴。
最後に
このランキングは完全に独断で決めましたので、単純に好き嫌いの要素が強いです。
なので、見ている方の評価と大分違うかもしれません。
ですが、ここまで観ている人を熱くするハリーポッターという作品ですので、
皆さんもこれを機にまた見直してみるのもいかがでしょうか?
新たに
も書いてみましたので、良かったらどうぞ。
少し過激に書きました。
ハリーポッター作品
この機会にハリーポッターを再度見直すのはいかがですか?
新品価格 |
↑第一作目のハリーポッターと賢者の石から見直すのもいいですし、
↑どの世代からも愛される作品なのでブルーレイで一気にコンプリートも良いですね。
↑最新作です。続編が公開されるので、復習して備えてみてはいかがですか?
↑現在は小説版か劇しかない作品です。大人になったハリーポッターに会えます。いずれ映画化するという噂も。
↑ハリーポッターの本全巻セットです。
ハリーポッター好きならDVDだけでなく本を読んでより詳しく知りましょう!
イジメを反省しても相手の心に永遠に残り続けるのであの父親キャラの事は好きになれません。
どんな人間でも完璧な訳ではないという意図は分かりますけど、そのくらいにイジメというのは人の心を徹底的に破壊してしまいますしね。
しね
ジェームズがスネイプを虐めてた要因に、リリーに惚れたこともあります。でもリリーはスネイプと仲良し(この頃の2人はまだ不仲ではなかった)それに嫉妬したジェームズがスネイプをこってり虐めた訳です。
虐めのせいかはわかりませんが、段々とスネイプは力が欲しいために闇の魔術へ傾倒、闇の魔術に反対するリリーともすれ違い、そして決別。
傷心したリリーに付け入ってゴールインしたのがこのクズ男ジェームズです。人の人生を滅茶苦茶にしたこの男、本当許せん。