専業主婦になるために必要な条件・スキルとは?

こんにちは。くろパパです。

 

先日、長女と話をしていたさいに

「私は大きくなったらお母さんみたいになりたい。」

と言われました。

 

やはり、なんだかんだ言っても

「専業主婦のお母さん」

は子供から人気があるなと考えていたときに、ふと思ったのですが今の時代だと専業主婦になるのは、普通に就職して働いていることや夫婦共働きと比べてもなることが難しいのではないかと。

 

というのも必要なスキルが地味に多いことや、余程のお金持ちでもない限りやり繰りの技術が想像以上にシビアで難しい。

それと同時に、自分の実力以外の運的要素に大きく左右されるからです。

 

楽そうとか、仕事しなくていいというような専業主婦のイメージだけでなったら、将来痛い目に会う確率は高いのでは。

専業主婦に自然となる方も多いと思いますが、なりたいと考えるのであればある程度どういうものか理解し、覚悟をきめて挑まなくてはいけないのかもしれないと感じました。

 

というわけで今回は専業主婦になるための条件とスキルを私なりに考えたので説明させていただきます。

 

専業主婦になる条件

まずは、専業主婦になるための条件をあげていきます。

 

1. 結婚

専業主婦になるには、よっぽど特殊なケースを除いて結構しなくてはいけません。

相手を見つけることも昨今では難しくなってきています。

データでは、2015年の「生涯の未婚率」が男性23.37%・女性14.06%となっており、この時点で昔と比べてなるのが難しくなっているのがうかがえます。

 

2. 相手の収入

この条件でかなりハードルが上がると思います。

相手に養ってもらうため相手の収入が世帯収入になるので、家庭の経済力はある意味、相手に依存する形になります。

 

節約などのスキル次第では収入が少なくてもどうにかなりますが、ある一定の収入を相手が稼いでいなくては成り立ちませんし、将来の子供や自分達のための蓄えを確保しなくてはならないので多いにこしたことはありません。

 

しかし、相手の収入が多い場合は高確率で仕事が忙しかったりするので、主婦業を手伝ってもらえなかったりする可能性は上がります。

また、主婦業に対して偏見をもっている方がいたり、レベルの高い家事を求められたりするリスクもあります。

 

3. 相手の承諾

私のように家庭で子供を見てほしい。

大人になるまで家庭にいて支えになってあげてほしい。

 

という考え方ならば、専業主婦になりたい方と利害関係は一致しますが、

  • 「自分はもっとお金を使いたいから働いてほしい。」
  • 「自分の収入じゃ将来不安だ。働けるときに二人で働いてお金を溜めよう。」
  • 「専業主婦なんて怠け者のやることだ。お前も働け」

最後は偏見に満ち溢れている頭の悪い奴の意見ですが、

このような考え方や、しょうがない理由がある場合は専業主婦になれません。

 

好きで結婚しているので、説得すれば専業主婦になれるかもしれませんが、

「専業主婦でいてくれて助かったよ。ありがとう。」

となる確率は低いと思います。

なぜなら、母親が無償の愛ですべての面倒を見てくれて育っているからです。

その考えが根本にあるため専業主婦になったからには面倒を見てもらうのは当然という意識です。

なので、さばけて当然。ミスったら罪となります。

 

結構この承諾を得るのが難しいのかもしれません。

 

こう考えると、子供の夢を壊すようなことになるかもしれませんが、専業主婦ってけっこう狭き門なのかもしれませんね。

 

専業主婦に必要なスキル

専業主婦は予想以上に必要なスキルが多いです。

「最低レベルでいいよ。」

といってくれる相手であれば特に難しくはありませんが、そんな方はまれだと思います。

という訳で必要なスキルを説明いたします。

 

家事

まずは、家事です。

家事のやり方は自分の母親に教えてもらったり、インターネットや本で調べることが出来ますが、一日の流れは自分でつかむしかありません。

これが地味に大変です。

上手いことやっていかないと忙しいのに全然仕事が終わっていないなんてことも起こります。

 

また、相手の納得するレベルと自分の出来るレベルで折り合いをつけなくてはいけません。

相手は自分の母親を基準に考えているので結構難しいです。

そこをこなしていくのも必要なスキルといえます。

 

育児

究極に忍耐力がいります。

どんなに可愛いわが子でも生まれたてはよく泣きますし、夜中にも数時間おきに起こされます。

少し大きくなっても手は掛かり続けます。

共働きで保育園に入れているのであれば少しは余裕が生まれます。

しかし、専業主婦の場合、旦那や実家の両親が面倒みてくれる場合を除いて逃げ道がほとんどありません。

まさに、忍耐力と気力の勝負です。

 

家計

家計の管理は夫婦二人で行うのがベストのため、自分自身も家計について考えられるようにならなくてはいけません。

共働きと比べて、世帯の収入が少ないことが多いため子供の学費や老後の蓄えや万が一に備えた貯蓄などを溜めなくてはいけないので家計の管理はとてもシビアです。

家事もただ行うのであればそこまで難易度が上がることもないのですが、節約という概念が加わるとぐっと高度な技術が求められてきます。

 

相手の協力を仰ぐ技術

スキルといえるかは微妙ですが、これがけっこう重要になってきます。

専業主婦とはいえ自分自身だけでは全部は出来ません。

夫や周りの人と上手くコミュニケーションを取り出来ないところをサポートしてもらうよう協力を仰いだり理解してもらうことが大事です。

 

という感じで以上が私の考える必要なスキルです。

こう考えると専業主婦は会社員やアルバイトというよりは、個人事業主に近い感じですね。

人に言われてやるのでなく自分で考え自分で行動しなくてはいけないからです。

想像以上に大変ですね。

 

専業主婦のメリット

大変なことばかり書いていましたが、専業主婦には良い所もたくさんあります。

まず第一に子供の成長や変化を一番身近に感じられますし、ちょっとした体調の変化にも気付きやすいです。

これは、専業主婦ゆえに感じられることだと思います。

それに子供の学校行事などにも対応しやすいです。

今の日本社会の体制が変わらないのであれば、これも専業主婦ゆえの強みといえます。

 

また、仕事がさばけるのであれば、休憩時間もしっかり確保できますしね。

 

といった具合にメリットも探せばたくさんあります。

 

最後に

今回も偏見に満ち溢れた記事を書きましたがいかがでしたか?

私個人の意見で言えば、楽な職場だったら圧倒的に専業主婦の方が大変だと思いますので、昔からのイメージで専業主婦は楽そうとかでなるとだいぶ痛い目見ると思います。

 

が、娘にはそんなことも言えないので、

「お母さんみたいになりたかったら、たくさん頑張らなきゃいけないんだよ。」

とだけ娘に言う私でした。

 

という感じで今回は終わりたいと思います。

では、またお会いしましょう。

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