今回は、「死亡率を見れば若いうちは生命保険に入らなくて良いと思う理由」を書いていきます。
(死亡率に関しての厚生労働省のデータが平成20年と10年前のデータだったので多少古いですが、人間の死亡率自体は大して変わらないですので。)
20代の若者の死亡者数と割合
まずは、20代の死亡人数が平成20年の場合、6594人となっています。
まあ、この人数を見ると、多いのか少ないのかわかりませんね。
20代の若者がこの年、1424万9千人で、10万人あたり92.3人が死亡しています。
これだとわかりにくいので、確率にすると
0.09%
です。
さらに、死亡原因の一位は
20代の死亡原因の一位はダントツで自殺です。
その数は半数ほどです。
さらに、4分の1は不慮の事故で、交通事故などによる死亡と言うことになります。
相手が車の保険に入っていた場合、そこから遺族にお金が支払われますね。
で、残りの4分の1が病気による死亡です。
病気で死亡する確率は1万分の2人つまり
0.02%
(30代は大体倍で約0.04%ですw)
入院率はどうなの?
でも病気による入院が怖い。と言う気持ちはわかります。
しかし、入院率もものすごく低いです。
これも厚生労働省の、平成26年度のデータなんですが、20代の入院する率は10万人あたり406人で確率は、
0.4%
これって怖いですかね?
私は全然怖くありません。
怖いのは保険屋さんがTV CMであんなに恐怖心をあおる、その考え方ですよ。
売れればいいのか?
保険会社は営利目的
まずは、基本的に保険会社は営利目的の会社であることを忘れないようにしましょう。
会社を経営するための人件費やその他費用などは保険料で賄われている事も忘れてはいけませんし、保険会社のトップクラスの営業マンの年収は一千万円を遥かに凌駕することもあります。
ちなみに保険の還元率なんですが、(100%で±0)
- パチンコ 90%
- 競馬 70%
- 宝くじ 40%
- 保険 35%
TVを見ればCMはバンバン流れてますし。まあ、儲かっているんでしょうなw
国の制度もある
心配なので保険をかけるという意味で保険に入るのですが、働けなったら生活保護もありますし、多額の医療費の支払いがある場合は高額医療費支給制度という国が定めた制度があります。
こんな制度が成り立っているのは上記の確率でしか、病気による入院とかにならないからではないでしょうかね。
だって、入院している若者が多かったら、財政が成り立たないですからね。
それに、保険会社だって病気になったからといって一生助けてくれるわけでもありませんし、そんな保険があったら掛け金がすごいことになる。
最後に
20代の死亡率・入院率を調べてみましたがいかがでしたか?
今回私が調べたのは、保険に入っていないことを知人に言ったら、
くらいのことを言われ腹が立ったからです。
もともと、確率は高くないと思っていましたが、こんな結果になるとは思いませんでした。
ちなみに、知人は若いうちから夫婦で、月に3万円ほど保険に入っていると私に自慢げに話していました。
しかし、保険にはいらずに、このお金を20、30代と貯金していたら、20年で720万円になりますね。
正直こっちの方がいいなと思いました。
まあ、他人の家のことなので私は知りませんし、知人は離婚しましたしどうでもいいことです。
なんか悪意に満ち溢れてきたので、ここら辺で終わります。
あっ、そういえば若い頃、
「保険のおかげで助かった、幸せになった。って奴を見たことない。」
と飲食店をやっている、顔が広い父に言われたことを思い出しました。
では。また。