こんにちは。くろパパです。
当ブログのメインのテーマの一つに節約という項目があるとおり、私は節約が大好きです。
他より安く購入出来たり、知識を得て出費を減らしたりすることで家計を安定させることは素晴らしいことです。
そのためにインターネットなどで情報収集を欠かさず行い節約術やお得な情報、キャンペーンをキャッチするようにしている所存であります。
しかし、
- 本当に節約を頑張っているだけで将来大丈夫なのか?
- 節約という自己満足で自分はやれるだけのことはやっていると思い込み、実際の状況から目をそらしているのではないか?
- 節約だけでは、ある一定までしかお金はたまらないのでは?
と考えるようになりました。
もちろん節約自体は絶対に大切だと言いきれますがね。
そこで今回はなぜそう思うようになったのか理由を書いていきます。
1. 節約の効率
まず、一つ目の理由にこれがあります。
節約とひとえに言っても、その節約法によって効率が違います。
簡単に言うと、格安スマホやふるさと納税のように簡単に出来て効果の高い節約が効率の良い節約です。
逆に効率の悪い節約法はある一定ラインまで節約した食費や光熱費を更に下げるべくして、スーパーのハシゴをしたり、エアコンを付けないで耐えたりすることです。
スーパーをハシゴして一体いくらの節約になるのでしょうか?
時給換算するとめちゃくちゃ安いのでは?
はじめのうちは伸びしろが多く、ガンガン節約できますがある一定まで行くと、労力のわりにお金が貯まる勢いがなくなってきます。
そのまま効率の悪い節約を頑張り続けるのは、けっこう無駄だと思います。
達成感はあるかもしれませんが。
2. 節約だけの貯金ペースで安心できるのか?
二つ目の理由にこちらがあげられます。
例えば会社員で年収400万円稼いでいる方が年間50万円貯金したとしましょう。
給料は少しずつ上がっていきますが、そう大きく上がることはありませんので、貯金ペースは維持していったとしましょう。
すると10年間で500万円貯金することが出来ますね。
これはこれで凄いのですが、ハッキリ言ってこれでは全然安心できません。
仮にこれが、年間100万円になっても結果は同じです。
生涯一人で暮らしているのであれば、多きな出費はありませんので、退職までに貯金を使うことなく貯めることができ、最終的にかなりの額がたまることになり、安心を得ることは出来ますが、家族がいれば話は違います。
生活費や学費などとにかく出費の増え方が尋常じゃありません。
私も初めて年間100万円貯金した時は、そりゃテンションも上がりましたがね。
このまま、節約だけに力を入れているだけでいいのしょうか?
3. 子供には子供の人生がある
次に三つ目の理由になります。
それじゃあ子供の習い事などに力を入れて、英才教育を行い将来養ってもらえばいいのでは?
と考える方、これはハッキリ言ってなしです。
子供の将来に投資してあげるのは大いにありだと思いますが、それは子供の財産であり親の将来を面倒みさせるための投資ではありません。
仮に自分自身が親から英才教育を受けたと仮定して、良い大学に入り良い就職先につけたり、弁護士や医者といった給料の高い資格を取れる自信はありますか?
医者やエリート会社員になれたとして、その先で問題なく定年まで働き続ける自信はありますか?
それに今の世の中、会社でのストレスは半端ないですよ。
私自身も家族がいるから踏みとどまっていますが、コミュ障で人間不信なので、独り身ならいつ辞めるか分かりません。
で、それが上手くいったとして親を面倒見れるだけの収入が得られるという保証はありません。
会社員でいえば、安定している企業の目安である上場企業が大体3630社ある中で平均年収が1000万円を超える企業は60社ちょっとです。
こんな会社に入るのは、良い大学に入るのよりはるかに難しくないですか?
医者は年収平均1200万、弁護士は平均1000万円(弁護士は年々下がっています)
と高水準を維持していますが、親のエゴでなれるような簡単な職業ではないのは分かると思います。
こんな状況で親を養うなんてかなり難易度が高いですよね。
子供にも自由があり、したいのなら結婚もありますし、趣味なんかを楽しむという選択もあります。
それに、親の面倒なんか見てたら結婚できる可能性は減りますし、働き盛りの年に面倒見るとか子供が生きるうえでかなりの重荷になりますので正気とは思えません。
つまり、自分のことは自分でなんとかせねばならないということです。
4. 節約は基盤
では、節約する意味はまったくないのか?
といわれるとそんなことはないです。
節約は生活の基盤を築く作業だと考えています。
生活していくうえでどの程度の収入と支出があるのか。
どのくらい収入があれば良いのか。
などを考え整理することが出来ますし、勉強にもなります。
なので、節約するだけで終わっていてはもったいないです。
5. 節約からステップアップ
節約して将来の先行きが見えてきて、その結果将来に不安を感じるようならば素早く手を打つことが大事です。
そこで、さらなる節約を考えるのはハッキリ言って微妙です。
先ほども述べたように節約はある一定までやると伸びが悪くなるからです。
ですので、ここはいっそ収入を増やすのがいいかと。
- 簡単にいってくれるな。
- 忙しいから無理だ。
- じゃあどうやってやるんだよ。
と思われる方、どうするのかといいますと、家庭環境によって状況も違うので各々考えてくださいとしか言いようがありません。
というのも私自身が、偉そうなこと言って収入がそう多いわけではないからです。
でも、数年後には年収1000万円を目指しています。
そんな私の収入がいままで少なかったのは、収入を増やすよう本気で考え努力して来なかったのが一番の要因だったからです。
稼ぐヒントは、インターネットで調べたり本を読んだりすれば沢山ありますからね。
たしかに努力は必要ですが、長い人生の中で少しの期間努力すれば貧困を回避できかもしれないと思えば楽な選択といえます。
私も今頑張っている途中ですが、少しずつ収入は増えてますしね。
6. 最後に
今回は節約だけでは限界があり、その後どうするかの重要性を書いてみましたがいかがでしたか?
単純に年収1000万円の方と年収500万円の方、どちらの方がお金がたまるか考えれば火を見るよりも明らかですし。
まあ、私自身もまだまだなので偉そうなことを書いてて少し恥ずかしかったりしましたが、ブログに書いてモチベーションを高めたり、自分自身が引くに引けない状況をわざと作っている部分もあるので勘弁してください。
といった感じで今回は終わりたいと思います。
では、また。