【親の期待とは裏腹】少年時代にスポーツをしても健全な精神が身に付かない理由

くろパパ
こんにちは。くろパパです。

実家に帰ることがあり、母と話をしているうちに小学校時代にサッカーをやっていたときの話になったんですが「改めて大人になってから考えてみるとサッカーをやっていたことによる成果というかメリットというものが微妙なんじゃないか」と思いましたので、今回はそれについて書いていきたいと思います。

くろパパ
小学校時代にサッカーをやっていたのは私にとっていい思い出なので、それだけで御の字とも言えますが・・・

 

なぜ、少年時代のスポーツを微妙に感じたのか?

そもそもなぜこんなことを思うようになったのかといいますと、私はただサッカーを習わせてもらっていた身なので特に何にも感じたことはなかったですし、省みることもなかったのですが、私の母が、

「私は仕事が忙しかったから監督やコーチの面倒を見たりしなかったけど、他のお母さん達は監督やコーチの面倒を見なきゃいけなかったから大変だったと思う。時代も違ったから練習後にご飯にいったりと接待したりかそういうこともしてたようだし。

とのこと。

いろいろ衝撃的でした。

くろパパ
監督やコーチがどれだけ立派な人かわからないが、そんなことをしていたとは。

そりゃ休みである土日をつぶして子供たちのサッカーを見ているわけで、大変なのはわかるがそんなことをする価値は本当にあるのか?月謝だって払ってもらっているわけだし。

それにコーチのなかに1人嫌いな奴がいた。

なんかヤンキーっぽい汚い親父で変にオラついている感じがとても嫌だった。

一緒にサッカーをやっている仲間や私の兄弟なんかも嫌な印象を持っていた。

んで、そのヤンキーコーチは子供に高圧的だったが、社会的な立場は微妙だったのを高校生くらいで知ったのですが、まあそれはまた別の話なので置いといて、私が言いたいのは、そんな奴らに頭を下げてまで接待していた母親達に対して、サッカーを行っていた子供達に、その分の効果があったのかということだ。

親からしたら可愛いわが子にやりたいことをやらせてあげたかったり、プラスになると思ってサッカーをさせていたわけですし、親だって忙しいから、そこまでのことをするには覚悟も必要だと思う訳ですよ。

そんな母親たちはどういう気持ちで行っていたんだろうと思いながら、振り返ってみるとあまりサッカーをやっていたことがプラスに働いていなかったのではと思った。

まあ、監督やコーチの面倒を見たりすることや、親の負担なんかは地域によってまちまちだと思いますが、あまり大差ない気がするので書いていこうとかと。

 

結果はどうなのか?

結果論にはなるんですが、私の経験ではスポーツを通して礼儀とか健全な精神は身につかない!というか身についていない。

 

まず私の代はとにかくサッカーが弱かったんですよ。

しかし、一つ上の先輩の代は大会で優勝するくらい強かったんです。

で、監督やコーチも私達の代より先輩たちの代を可愛がっていたのを子供ながらに感じていました。

卒業して辞める時も先輩の代の時は感極まって泣いていましたが、私達の代に対しては非常に淡泊だったのを覚えています。

その先輩たちの代はお母さま方も気合いが入っていたように感じました、子供のためなのか自分の趣味なのか、わからないくらいに。

そしてその後の結果はといいますと、先輩方は中学校に上がりサッカーを続けてはいましたが、体力が有り余り、ヤンキーとなり学校に来たり来なかったりとなっていきました。

なかには名門チームに入ったりしましたが、あっさりと辞めてしまいました。

なぜなら、サッカーが上手いとは言っても小さな地域での出来事にしかすぎなかったわけで、全国でいえばもっとうまい奴はいくらでもいたというわけです。

 

そうなると小学校の頃サッカーで輝いていた先輩方の輝く場所はありません。

秀でている部分がサッカーと体力しかなかったからです。

そして、先輩方の大半は高校に上がるころにはサッカーのスター選手からヤンキーのスター選手へと変貌を遂げていき聞く噂も決していいものではありませんでした。

とまあ、サッカーを通して健全な精神なんてものは養われなかったわけですし、子供の教育上も決して良かったわけではなかったのです。

体力の有り余る悪ガキたちの体力をより強化し、悪友を作っただけの結果に終わりました。

監督の感動も母親の情熱も無常にも溶けていきました。

 

後はどうなったか知りませんが、今の私の年の一つ上の年だと35歳なので上手くいって土方などで手に職をつけ独立しているかもしれませんし、工場などの体力のいる仕事で上手くいっているかもしれない、しかしヘタしたらヤクザとかになっている危険性もある。

あくまでここら辺は推測の域でしかないですが。

 

スポーツ=良いというわけではない

結局何が言いたかったのかというと、スポーツ=良いというわけではないということです。

なぜか、世の中のでは、子供にスポーツをやらせることが良いことと捉えられがちだし、マイナス面に目をつぶりたがる傾向にある。

そもそも大抵のヤンキーは野球かサッカー部に固まるというセオリーがありますし、プロ野球の選手が不祥事を何度も起こしているのは皆知っているはずです。

それでもスポーツを通して青少年の育成とか言い切るし、手放しで良いことだらけだといえるのか逆に疑問が残る。

ハッキリと私は言えます。

くろパパ
スポーツでは健全な精神なんてものは養われない。

というか、健全な精神を養わせようとすること自体が頭のおかしいことのように感じる。

スポーツはスポーツでしかない。

スポーツとして楽しくできればそれでいいだけではないか。

それで、やっている子たちがそれにより感じることがあればラッキー程度で習わせるべきではないかと私は思う。

 

最後に

スポーツをやる事自体を否定しているわけではないですが、スポーツが良いことでそれを少しでも否定する事はおかしいことという風潮は一体なんなんでしょうかね。

くろパパ
どう考えても子供の頃、しっかりと勉強している子供の方が将来役に立つ可能性が高い!

とは言ってもしっかりとデータを取っているわけではないので、憶測にしか過ぎませんが。

それに途中までは楽しんでやっていたが、途中からつまらなくなり辞めたそうだが、いろいろな事情があり、惰性で続けている奴が結構いた。

 

ちなみにサッカーが強くなかった私の代はスポーツに自分の意義を見出せなかった為なのか、他の事も頑張ったおかげで学業が優秀な奴が多かった。

くろパパ
まあ、私は偉そうなこと言ってトップクラスの落ちこぼれなんですがねw

うーん。恥ずかしい!

と言った感じで、私の自虐が炸裂したところで今回は終わりたいと思います。では。